脳の話 知能を活かす
脳の仕組みの話です
日常生活を支える知的な能力を知能といい
大きく分けて2つあります
1つは「結晶型知能」
歳を重ねても変わらない知能です
これは、日頃使う言葉の意味、今までの学習、仕事を続ける事で培われた技能、
それに基づいた判断力を含む能力のことです。
つまり「これまでの人生経験の結果が結晶化」されたものです。
瞬時の判断がこの能力で、一流のスポーツ選手はこの能力に優れています
積み重ねて刷り込まれた知識量の多さが能力の高さに比例します
経験することによって形成される知能のため年齢を重ねることによって増えていくのが特徴です。
なので「もう歳だから、無理」ということはなく
努力や継続はまさに力なりで蓄積されていきます
もう一つは「流動性知能」です
歳を重ねる事により変化する知能です
流動性知能は、まだ経験したことも無い環境に順応するために必要な
「問題解決能力」のことです
じっくり考える能力です
結晶型脳細胞の性能を上げれば能力は高くなります
日頃から瞬時の判断を行うようにしてみましょう
例えば
スポーツをする事でも上がりますが
食事のメニューをパッと決める
買い物に行った時に迷わずパッと決める
介護もその時々での判断がケアの内容を変えて行きます
多くの経験を積み重ねて状況判断をすぐに行えるようになれば
ケアの脳力も上がっていきます
さぁ
今日のメニューは?