看取りのその後に

2021年3月30日

14:34

50代半ばでご主人を在宅で看取った知人

お子さんは3人いて、末の子が重度の障害がある

先日、LINEで「どうしても話がしたい、時間を作って欲しい」と

来てすぐから約1時間半話を聞いた

内容は

夫を看取った

娘は在宅でのケアが限界で入所をした

自宅で2人のケアを続ける中で得た体験や思いを

今度は還元したい

何をしたらいいのか?

ただ、人の世話はしたくない

なぜなら娘が施設で人の世話になっているので

娘に申し訳ない気がする

出来れば「聞く」「つなげる」仕事をしたい

可能であれば、個人で起業して

自分の好きなように行動したい

ご主人の看病

娘様のケアで

とてつもなく大変な思いをしてきた彼女

すべてを解決してくれる場所がなかったと・・・

もちろん応援はするが

話を聞く中で、自分が抱いた不安や不満を他者を助けることで

疑似体験をして気持ちを軽くしたいのではないかと感じる部分も

あった

答えは彼女の中にある

ので、話を聞き

目標を言語化してみた

そして、満足している未来の自分が何をしているか想像してみよう

と楽しく妄想してみた

思いやり疲れ

という言葉がある

「共感疲労」といい、他者を支援するために多くのエネルギーを注ぎ

燃え尽きてしまう状況をいう

この2次的ストレスが安心感をも軽減させてしまう

まずは、家族2人のケアを長年行ってきた功績を認め

とてもよく頑張ったと自分が自分をほめてあげる

充分、自分を認めたうえで社会貢献活動を行い

その活動が行える自分に対して幸福感や感謝を感じる

「共感満足」

へとつなげていくのが彼女が精神的に安定して、かつ継続して

支援にあたれるのではないかと感じた

1時間半の話の最後は

「まずは、半年間なにもしないでゆっくり休む」

と彼女の中から次にすることが言葉として出てきた

私は

彼女はきっと良い支援者になると確信して

話し合いはお開きになった

【引用文献】

セルフ・コンパッション

クリスティーン・ネフ

金剛出版

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