在宅介護での通院の考え方ヒント2つ
退院はしたものの,通院は案外大変
ならば、往診に変えたほうがいいのか?
通院はいつまですればいいの
①何が大変なのか整理する
お嫁さん
おばあちゃん、通院が大変だから往診に変えようかな?
通院が大変なんですね。どんなところが大変ですか?
田中こずえ
1)手段
ご自宅の車で行くのであれば、
1車に乗せるまでが大変
2車で座っているのが大変
3降ろすのが大変
などが考えられます
価格:3,580円 |
介護タクシーを使うなど移動サービスを使ってみましょう
2)受診回数
通院はしたいが、回数が多いと大変
本人が行く回数を減らしてもらい、ご家族がお薬だけ取りに
行くなど主治医に相談してみましょう
②往診と比較する
お嫁さん
おばあちゃんは、半年に1回リウマチの検査をしているんだよね。そうゆうの往診でしてくれるの?
では、往診のイメージをしていきましょう
田中こずえ
1)診察
今まで、病院では主治医の問診の他に必要であれば検査を行っていましたが
往診では、レントゲンやMRIなどの検査は出来ません
2)では何をするの?
基本的には、本人やご家族とお話しをします
必要であれば、聴診器で胸の音を聞き血圧を測ります
浮腫みや貧血状況は触診でわかるので行えます
お嫁さん
じゃあ、転んじゃったりしたら結局病院に行かないといけないね
そうですね。ご本人やご家族が検査や治療を望むうちは通院していた方が安心かもしれません
田中こずえ
色々な往診の先生が居られますが、かかりつけが往診をしていない病院や医院なら主治医に相談しながら慌てず往診への切り替えを行うのがいいと思います
良い機会なので、ご家族の介護方針を話してみてはどうでしょう
田中こずえ
お嫁さん
そうですね。おばあちゃんの姉妹や主人ともよく話してみます