介護保険サービスの始め方

 

 

初めての介護保険サービス

何をどうするのか?

 

自分や家族がそろそろ介護保険サービスを

使いたい時に「最初にする事」がわかる

ブログです

さぁ一緒にスタートラインに立ちましょう

こんな人に読んでほしい

・ご家族の中に介護が必要な方がいる

・介護保険の手順から学んでおきたい

・聞かれた時に答えられるようにしておきたい

どこに相談

2箇所あります

 

1つは

地域包括支援センターです

 

各市町村で設置しています

 

役目としては

 「高齢者の総合相談窓口」です

 地域で生活していくためのアドバイスを専門知識のある職員が

 対応してくれます

 まずは、話を聞いて欲しいとか

 まだ介護は先の話だけど早めに相談したい時や

 すでに介護をしていて誰かの助けを借りたい時など

 お話を聞いて欲しい時に尋ねてみてください

 

2つ目は

市町村の役場の窓口です

 窓口では専門の職員が対応してくれて

 お話をしっかり聞いてくれます

申請をする

 介護保険の申請は住んでいる市町村の役場窓口です

 持ち物:申請書

            介護保険証です

             申請書は役所の窓口にあります

               役場のHPからもダウンロード出来ます

              介護保険証は64歳以下の人は発行されていませんので

              健康保険証を持参してください

 

申請に行けない方

  地域包括支援センターで申請の代行を行なっています

  申請書は郵送でも受け付けてくれます

 

補足

  持ち物にはマイナンバーカードを持ってる場合は

  持参しましょう

 

申請書の他に基本チェックリストが必要になる場合があります

渡された場合は記入して提出しましょう

調査を受ける

申請が終わると、連絡が来て自宅に調査員が来ます

(入院中は病院に来ます)

そこで、色々な質問を受けて答えていきます

聞かれることは

・身体機能、日常動作

・心の状態

・認知機能です

 

ご家族が同席する場合でも、本人が答えるようにしましょう

               仮に本人が間違えてもその場で訂正しては行けません

               調査日は、あらかじめ連絡が来ますので

               伝えたいことはメモしておきましょう

 

主治医はいますか?

介護保険の申請を行うと

本人には認定のための調査がありますが

主治医にも意見書が求められます

主治医がいない場合は、申請の際伝えてみてください

私の父も、介護保険申請の際主治医はいませんでした

                  とりあえず、かかったことのある眼科に行きました(笑)

 

認定結果が出る

認定調査が終わると、認定結果を待ちます

結果は郵送で送られて来ます

おおよそ30日かかります

そこまで、待てないときは

「見込み」で介護保険サービスを開始することが出来ます

 

介護方針は決まってますか?

自分やご家族に介護が必要となって来た場合

どのように生活していきたいかのイメージはありますか?

無くても大丈夫ですし

あったとしても、時間の経過とともに方針は変わっても大丈夫です

 

でも、どうやって方針って決めるの?

とわからない時は

1分1秒でも長く生きたい

のか

生きる時間は少なくなってもいいので

自分らしく生きたい

 

ここを考えてみてください

この方針が、次のケアマネージャー選びにも

影響はしてきます

ケアマネージャーさんとは

介護保険サービスを使う際は、

そのプランをケアマネージャーさんにお願いするのが一般的です

 

ケアマネージャーは介護支援専門員ともいいます

つまり介護保険のプロです

 

元々の職業も色々な方がいて

医師・看護師・理学療法士・マッサージ師•介護福祉士など

または施設等で相談業務に従事されてた方などです

 

 

先に述べた、方針で

例えは、介護を受ける方に医療行為があれば医療系の

           ケアマネージャーさんがいいかもしれないし

家事などを手伝って欲しい場合は介護系の

            ケアマネージャーさんがいいかもしれません

 

ケアマネージャーさんは

           居宅介護支援事業所に所属しています

プランを立てる上でのパートナーになりますので

安心して任せられる方を探しましょう

 

さぁプランを立てましょう

ケアマネージャーさんが決まったら

契約を交わし、ケアのプランを立てていきます

 

介護者は、何に困っていて

どうゆう状態であれば在宅介護が継続できるのか

自分自身と向き合っていきます

介護保険サービスを使うことは、

介護の放棄にはなりませんので

なんでもケアマネージャーさんにお話していきましょう

サービス開始

介護保険サービスが開始しました

 

例えば、ヘルパーさんを頼んではみたけど

   自宅に他人が入り込む精神的負担や

    家族が介護から解放されるために、身体の不自由な本人が

    車に乗ってデイサービスに行ったりと

   介護負担の軽減には、気持ちがさっぱり晴れない部分も

  あります

アドバイスとしては、

   我慢はしなくていいのですが

   慣れていこうと心がけてみてください

介護保険で解決すること

介護保険は、そもそも

介護者の介護負担軽減を目的として作られました

 

特に在宅系では

本人が本人らしく住み慣れた自宅や地域で暮らして

いくためのサービスです

ご自宅で介護をされている方は

少しでも介護の負担を軽減し心おだやかに

過ごして欲しいと思います