長丁場になる

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「長丁場になる」

奥さんの言葉9月下旬に余命1〜2週間という診断で病院からここへ来ました。

11月、自宅に戻った際に息子様に長丁場になるから休める時に休んでおこうと話し合ったそうです。

ここ何回か奥さんは、来所時に心付けのお菓子を持って来ます。

私達医療・福祉の仕事はお世話させていただいて利用料を頂いているので、

心付けは丁重にお断りさせて頂きます。

毎回「気を遣わないように、お気持ちだけ頂きます」とお伝えしますが

「これで、最後にします」とおっしゃいます。

今回は、オムツや衣類の袋の中に入っていました。

心苦しいです。

凄く、気を遣われているのがヒシヒシと伝わります。

自宅での終末期ケアは、ご家族は疲労します。

なので、ここもお世話のチームに加えて頂く感覚で関わりたい。

奥様が面会に来た時は、スタッフも「今日はおしゃべりしたんですよ」

「うるさい部屋で、ごめんなさい」など、一生懸命奥様に積極的に声かけています。

そのやりとり全部聞いているおじいちゃん。

とにかく、前を向いて頑張ろう!

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